おばかさんよね

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CO2濃度を計測すると集中できる

kafun_sukkiri

あなたの部屋の空気は新鮮ですか?

頭がボーっとしてなんか集中できないなー、ってとき、もしかしたら空気中の二酸化炭素濃度が高くなって、脳みそが酸欠状態になっているかも?!

とくに冬や花粉の時期は窓を締めきって換気するタイミングが減りがち

というわけでCO2センサーでお部屋の二酸化炭素濃度を計測して、快適な作業環境を目指すライフハック

CO2濃度を計測するメリット

CO2センサーで二酸化炭素濃度をモニタリングするメリットは2つ。

集中できる

部屋の換気が不足すると徐々に空気中の酸素が薄くなり、血中酸素濃度が低下する。すると脳みそが酸欠状態になり、集中力が低下したり、ひどいと肩こりや頭痛につながる。

CO2センサーを使えば二酸化炭素濃度が高くなった時点でアラームを出して、血中酸素濃度が低下する前に換気することができる。

空気質を見える化

CO2濃度を計測することでお部屋の空気の鮮度を見える化できる。

空気清浄機によくあるホコリや花粉など汚れ具合と違い、CO2濃度は空気の鮮度を示しているといえる。

マンションのように気密性が高い住環境では、意外と二酸化炭素濃度が高くなっていることもある。

CO2濃度をチェックすることで、適切なタイミングと時間で換気できる。換気不足も防げるし、換気のしすぎで冷暖房が無駄になることも防げるので経済的なメリットもある。

おすすめのセンサー

ひとくちにCO2センサーといっても、業務用から個人用まで値段も精度もピンきり。

そこで家庭用の空気質センサーとしておすすめのCO2センサーを比較・検討してみた。

ベストバイは「netatmo ウェザーステーション」

イチオシはnetatmo社の「ウェザーステーション」。筆者も実際に購入して愛用中。


ネタトモ ウェザーステーション NET-OT–000001:約2万円。使い勝手はピカイチ。

空気室(CO2センサー)だけでなく、気圧(圧力センサー)・気温(温度センサー)・湿度・騒音(マイク)と複数のセンサーを搭載しており、室内環境を統合的に把握できる。

スマートなデザインと洗練されたインタフェースもnetatmoの魅力。動作の安定性も問題なし。

CO2だけなら「coxfox」

CO2濃度だけをシンプルに計測したい!というcoxfox社の二酸化炭素濃度計がおすすめ。


coxfox 二酸化炭素濃度トレンドモニター:約16000円。乾電池駆動タイプもあり。

本体に液晶ディスプレイがあるので、時計感覚で手軽にCO2濃度をチェックできる。

USB電源以外にも、乾電池駆動できるモデル、PCでログを記録できる機能、グラフ表示機能、植物栽培に最適な濃度を表示するモードなど、CO2濃度専用機ならでは機能あり。

自作(電子工作)

電子工作が好きなら、ArduinoやRaspberry piなどマイコンキットとセンサー基板を組み合わせて自作も可能。

CO2センサ基板:約7000円。

ソフトウェアを作る手間を考えたら、netatmoを買ってきたほうが楽だけどね。

大きな違いはCO2センサーの方式。

Netatmoやcoxfoxは超簡易的なNDIR方式のCO2センサーだが、電子工作用のセンサーモジュールはたいてい固体電解質式CO2センサー。

きちんとキャリブレーションすれば安価で高精度なセンシングができるはず。

センサーの精度

家電のCO2センサーの精度はあくまで気休め。カタログで±50ppmと高精度を謳っているが、実際には200ppmくらいは誤差があるように思う。

それなりに高精度のCO2センサーは5万〜10万するもの。

1万〜3万程度の家電製品のCO2センサーは「値段なり」の精度だが、個人の健康管理用途ではそのくらいの精度でまったく問題ない

C02濃度の目安

室内のCO2濃度の目安として1000ppmを超えたら換気することが望ましい。

日本のビルは1000ppm以下にすることが法律で義務付けられているので、空調管理システムが動いている。

しかし普通の家庭環境だと1000ppmはすぐに達してしまう水準なので注意したい。

CO2濃度と健康の関係は以下の通り。

  • 400ppm:新鮮な外の空気のCO2濃度
  • 700ppm以下:健康に問題がない室内レベル
  • 1000ppm:不快感を感じ始めるレベル
  • 2000ppm:眠気を感じたり体調変化するレベル
  • 3000ppm:頭痛や肩こりを感じるレベル
  • 3000ppm超:めまいなど健康に危険があるレベル

血中酸素濃度というアプローチ

空気中のCO2濃度のかわりに、直接カラダが吸収している酸素濃度を計測するというアプローチもある。

動脈血酸素飽和度(SpO2)を非侵襲的(注射で血を抜かなずに)に測定できるパルスオキシメーカー(pulse oximeter)という医療機器を使う。

最近は、登山やホビー向けに値段も手頃な携帯型パルスオキシメーターが手に入りやすくなっている。

普段の体調管理の指標としてパルスオキシメーカーを使ってみるというアプローチも面白いと思う。心拍計と同じように、スマホのヘルスケアアプリにそのうち搭載される可能性も高いだろう。


チェックミーライト:約3万円。

酸素カプセルってどうよ?

芸能人やスポーツ選手が酸素カプセルを愛用しているという話をよく聞く。

医療行為として高気圧酸素療法という治療法もあり、高濃度の酸素を吸い込むという原理は「水素水」なんかに比べれば、よっぽどまともな効果があると思う。

換気するとエアコンの電気代がかさむし、花粉が入るから、という理由で、ならば酸素発生器を導入してしまおう、という考え方もありえなくはない。

パナソニック製 酸素エアチャージャ。中古だと1万円台。

ただ、そこまでしなくても、適度なストレッチや運動をして酸素を取り込むようにすれば十分だと思う。

ちなみに観葉植物を部屋に置いても酸素補給という意味では効果はほぼゼロ。暗くなると光合成しなくなるので。

微々たるものだが植物も呼吸してるので、むしろ二酸化炭素濃度が上がる方向になる。

集中力アップには換気と有酸素運動が効果的

集中力アップに役立つポイントは2つ。

ひとつはお部屋の適度な換気をしてCO2濃度を1000ppm以下に保つこと。

もうひとつは血中酸素濃度をあげること。つまりストレッチしたり散歩したり、有酸素運動しましょう、ということ。

地球温暖化との関係

余談だが、地球温暖化の影響で大気中のCO2濃度は毎年約2ppmずつ上昇しているそうだ。

JAXAによると、2009年は約385ppmだった全大気平均二酸化炭素濃度が2015年は400ppmを超えてしまったという。

CO2センサーの普及が地球環境問題の啓発にもつながることに期待したい。

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