SiriからRM mini3を制御する方法
homebridgeを使えばSiriからRM mini3を制御できます。
目次
登場人物の紹介
homekit
スマートホームのApple独自規格です。
Siriだけでなく、iPhoneのランチャーからもhomekit対応機器を操作できるのが便利ポイントです。
Homekit対応機器はフィリップスのhueが有名です。
話題のアップル製スマートスピーカー「homepod」も、もちろんhomekit対応予定です。
GoogleやAmazonが先行するスマートスピーカー市場でAppleがどんなユーザ体験を持ち込んでくるのか、楽しみですね。
homekitも何か画期的なアップデートが行われるのでしょうか?
homebridge
node.jsで動くサーバソフトです。
homekit非対応機器とのブリッジ(橋渡し役)をしてくれます。
Homebridgeにプラグインを追加することで、RM mini3も制御できるようになります。
GitHub - lprhodes/homebridge-broadlink-rm: Broadlink RM Mini and Pro plugin for homebridge: https://github.com/nfarina/homebridge
RM mini3
中国Broadlink社の激安スマートリモコンです。
日本では販売代理店のLinkjapan社がeRemoteシリーズとして展開しています。
Siriとの組み合わせる場合はIRkitやnature remoがメジャーですが、どちらも機能的には大差ありません。
Google HomeやAmazon Echoとの比較
iPhone6s以降や新型iMac Proは電源オフ時でも「Hey Siri」で常時応答が可能です。
しかし音声操作にかぎっていえば、Google HomeやAmazon echoのような専用のスマートスピーカーを使った方が圧倒的に便利です。
スマートスピーカーなら部屋のどこにいても、テレビをつけていても、正確に認識してくれます。
homekitはiPhoneにOSレベルで組み込まれている親和性も特徴です。
ナビゲーションメニューからワンタッチで制御できるのはhomekitだけの特権です。
homepodが発売されたタイミングで、homekitも盛り上がってくると予想されます。
iPhoneから操作しやすいという地の利の良さを活用すれば、Appleの巻き返しも可能でしょう。
homebridgeのインストールができない場合のトラブルシューティング
Homebridgeのインストールでハマったポイントをメモしておきます。
EACCES エラーでインストールできない
installコマンドに「--unsafe-perm」パラメータをつければOK。
node.jsとかnpmの管理関連メモ - Qiita
「Cannot find module ‘../build/Release/dns_sd_bindings」エラーでhomebridgeを起動できない
homebridgeのインストールディレクトリでmdnsをインストールすればOK。
「Hey!Siri、電気消して!」をできるようにしたらSiriが可愛くなった件について
それでも動かないときは
node.jsのバージョンを変えてみましょう。
homebridgeはバージョンとの相性もシビアなようです。
node.jsのバージョンアップ、バージョン切り替え - Qiita