イスラエルのベンチャーが薄さ5mmのUSB充電器を開発
公開日:
更新日: 2018/02/10
イスラエルのベンチャー企業「kado」は薄さわずか5mmのAC式USB充電器をCES2017で発表した。
特許出願中の新技術と折畳構造によってクレジットカード並のサイズで2.1A急速充電に対応している。
電源コンセントに刺すAC式USB充電器はかさばるものばかりなので、これはかなり欲しい!
ラインナップ
いまのところ、スマホ用とノートPC用の2種類が展開されている。
Kado Wallet
- サイズ:48mm x 40mm x 5mm
- 重さ:21g
- USBポート:1つ、5V 2.1A(10W)に対応
- 充電回路とリール式ケーブルが交換できる構造になっているおり、microUSBとLightningに両対応。
Kado Sleeve
- サイズ:48mm x 90mm x7.6mm
- 重さ:97g
- USBポート数:2ポート。USB Type-Cに対応
仕組み
kadoのウェブサイトにもどんな技術なのか説明はなかったが、高耐圧・超小型・大電流という特徴からSiCかGaNの次世代パワーMOSFET(化合物半導体)を採用している可能性が高い。
似たようなコンセプトの超小型ACアダプタ「Zolt」や「Dart」もAvogy社のSiC MOSFETを使っている。
4 reasons why Avogy and FINsix put SiC in their chargers
分解記事
価格と発売日
気になるお値段と発売日はまだ未定。
次世代パワー半導体はすでに量産しているので、まとまった注文が入ればすぐに発売できそうに思えるが、Zoltと同じく1万円以上はしそう。
というわけで、手の届く範囲だとAukeyの2ポートがおすすめ。
Kado – Slim Power
KADOの公式サイト