極私的なTV用メディアプレイヤーの暫定一位はFire TV
こんにちは、テレビっ子のあるばかです。
皆さんはテレビに何をつなげて観ていますか?
HDDレコーダー、AppleTV、Android TVなどなど選択肢は無数にありますが、
個人的には2017年モデルの新型Fire TVが暫定一位となっています。
ガジェットマニア目線で、Fire TVがTV用メディアプレイヤーとして優れているポイントを紹介します。
目次
これまでの変遷
Fire TVを紹介する前に、私のネットワークメディアプレイヤー遍歴を語らせてください。
AVeL LinkPlayer
最初に手にしたネットワークメディアプレイヤーはIO DATAのAVeL LinkPlayer AVLP2でした。
当時は地上アナログ放送をDivXコーデックで圧縮してPC録画していました。
そこでDivXコーデックに対応したプレイヤーとしてAVeL LinkPlayerを選んだのですが、UIが遅いし、ネットワークフォルダの遷移で頻繁にフリーズを繰り返し、全く使い物になりませんでした。
結局、この時は普通のノートパソコンとテレビをつないで視聴していました。
全録レコーダー
地デジ化(死語)でPC録画のハードルが一気に上がったため、普通のレコーダーに一旦、戻りました。
DLNA、nasne、ガラポンTV、Slingboxなどあれこれ試しましたが、家電製品のネットワーク機能はレスポンスがもたつき、常用は難しかったからです。
というわけでネットワーク越しの視聴は諦め、東芝の全録機を使うスタイルに落ち着いていました。
Apple TV(第二世代)
YoutubeやAmazonプライムビデオなど、地デジ以外の動画コンテンツを見るときに重宝していたのがApple TVです。
Apple TVはもっぱらAirPlayレシーバー専用機でした。
iPhoneでサクサク選んで、AirPlayでワンタップでApple TVにキャストできるのが
革命的でした。
AndroidでもMiracastという類似機能が登場しましたが、MiracastがAirPlayの使いやすさに追いつくことはありませんでした。
Apple TVの不満点はHDMI-CEC非対応(第四世代から対応しましたが、値段もグッと上がりました)なことと、AirPlayがアプリとの相性で不安定なことでした。
Android TV box
Apple TVの後継として最初に目をつけたのがAndroid TV boxでした。
色々な機種を試してみた結果、Amlogicの最新SoCを搭載したモデルはけっこう快適に使えることが分かりました。
Dual bootも簡単で、SDカードを差し込むだけでOK。
特にLibreELECがナイスで、HDMI-CECに連動して自動的にKODIが起動します。
適当なBluetoothリモコンを追加して、KODIベースにUIをバリバリいじっていくのも面白いです。
Fire TV
Android TV boxを経てたどり着いたのがFire TVです。
Android TV boxの不満点はUIの作り込みでした。
リモコン買ったり、KODIをカスタマイズするのが面倒だったので、
いっそ新型AppleTVを買っちゃおうかなー、でも高いしなー、
と、うだうだしていた時に目に留まったのが新型Fire TVでした。
Fire TVならApple TVの半額!
典型的に「安物買いの銭失い」になる思考パターンでポチりましたが、Fire TVの完成度は想像以上でした。
そんなわけで極私的なTV用メディアプレイヤーの暫定一位はFire TVとなったわけです。
Fire TV(2017)のスペック
Fire TV Stickもまだ販売されていますが、どんなに価格差があっても、今から買うなら最新モデルのFire TV(第3世代、2017モデル)一択です。
SoC
最大のポイントがSoCです。
第二世代(Fire TV StickおよびFire TV)のSoCはMediaTekでしたが、第三世代からAmlogicのS905Zが採用されています。
Android TVを評価した経験上、SoCの違いはカタログスペック以上に操作のサクサク感に影響してきます。
ユーザインタフェース
Amazonブランドだけあって、とても洗練されたUIです。
Fire TVより高性能なハード仕様のAndroid TV boxを持っていますが、安定性もレスポンスもFire TVの方が圧倒的に快適です。
不満点
これでもか!というくらいAmazon Primeビデオをゴリ押ししてきます。
Primeビデオのヘビーユーザーですが、さすがにウザいです。
外部アプリとの連携には壁一枚ある感じです。
PlexでフルHDの動画を見ていると、たまにフリーズしてアプリが落ちます。
Fire TVを起動するたびにホーム画面に戻されます。
自動的に起動する外部アプリを指定できたら、さらに1クリック省略できるのに。
音声検索は便利ですが、Primeビデオの検索くらいにしか使えません。外部アプリでキーボードとして使えたら便利なのに。
旅は続くよ、どこまでも
Fire TVはコスパ的に間違いなくベストバイです。
しかし理想のネットワークメディアプレイヤーを探す旅に終わりはありません。
次に狙っているのはApple TVとPS 4です。