USB外付HDDをexFATでフォーマットするデメリット
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更新日: 2018/01/13
MacでもWindowsでもOSを問わず使えるので、ポータブルHDDのファイルシステムはexFATが鉄板チョイスになっている。しかしNASはexFATに対応していないことが多い。
目次
ファイルシステムの決め方
ファイルシステムを途中で書き換えることはできないから、
ポータブルHDDをフォーマットするときは以下のフローで慎重にファイルシステムを決めよう。
①4GB以上の巨大なファイルを扱うか?
扱わないならFAT32にしておけば無難。
だけど意外と4GB超のファイルを扱うケースが多い・・・
②NASとつなげるか?
NASとつなげない場合はexFATで問題なし。
NASと接続するならexFATは使えない
③WindowsメインならNTFS, MacメインならHFS+, Linuxならext3
4GB以上のファイルを扱えて、NASも主要OSもネイティブでサポートできるファイルシステムは残念ながら存在しない。NASとも接続する場合はメインで使うOSにあわせて妥協するしかない。NTFSもHFS+もソフトを追加すればMac/Windowsから読み書き可能なので逃げ道は一応ある。
主要NASのexFAT対応状況
QNAP, Synology, ASUSTORはexFAT非対応。特許がらみの問題でexFATはサポートできないらしい。だけどなぜかNTFSをサポートしている。
BUFFALOのLinkstationはexFATにも対応していた。エラいぞ。