スマートリモコン「sRemo-R」を買う前に確認してほしいこと
こんにちは。ガジェットブロガーのあるばかです。
2018年1月30日に発売されたスマートリモコン「sRemo-R」について調べてみました。
かなりイケてる感じですが、少し仕様に癖があります。
目次
ここが良い(・∀・)イイ!!
センサーをトリガーにできる
温度、湿度、照度センサーをトリガーにできます。
空気が乾燥したら加湿器を強にする、朝になったら照明をつける、といった使い方ができます。
ちなみに旧型のsRemoでは温度しかトリガーにできなかったようです。
IFTTTとAmazon echoに対応
単体でIFTTT対応しているのが特にユニークです。
これまではお高いnature remoか、e-remote+ブリッジサーバが必要でした。
マクロ機能がIFTTTで使える
これまでのスマートリモコンは対応していなかった機能です。
エアコンと扇風機を同時につけたり、
テレビをつけて、アンプをつけて、入力切替して・・・
といったシーケンスをマクロとして登録できます。
新型のsRemo-Rはマクロもクラウドに保存しており、IFTTT経由でマクロが使えるようになりました。
旧型のsRemo(やe-remote)はマクロをスマホアプリで記録しているので、IFTTT経由では使えませんでした。
絶妙な価格設定
sRemo-Rは税抜6800円です。
nature remoより安く、rm mini3より高いけど高機能です。
画鋲で壁掛けできる
設置位置を動かしやすいので便利です。
設置自由度を比較すると
・コンパクトだけど据え置きのe-remote
・両面テープで壁に貼り付けるnature remo
・テープでも画鋲でも固定できるsRemo-R
という感じです。
待機時0.3Wの省エネ設計
消費電力はメーカー実測値でわずか約0.3Wです。
小型のモバイルバッテリーやソーラーパネルでオフグリッド運用もできるかもしれません。
リモコンデータをクラウドで共有
登録したリモコンデータはクラウドに保存され、良くも悪くも全ユーザに公開されます。
ここに注意!(`Д´)
Google Homeは非対応
最近Google Homeに対応したrm mini3と異なり、sRemo-RはGoogle Homeには対応していません。
あくまでIFTTT経由での連携です。
コマンドごとにIFTTTのアプレット設定が必要です。
ちょっと面倒くさいです。
ポート開放が必要
IFTTT機能を使うにはポート開放とグローバルIPアドレスが必須です。
プライベートIPアドレスしかないネット環境では使えません。
FirebaseやSlackなど、ポート開放しないでIFTTTを使える工夫が欲しかったです。
Google HomeからRM mini3を制御する方法まとめ - おばかさんよね。
参考:
マンション等での多段ルーター構成時の利用 | sRemo-Rサポートサイト
センサーフュージョンができない
せっかく複数のセンサーを内蔵しているのにセンサーフュージョン的な制御ができません。
例えば、照明と暖房がついているときに湿度が下がったら加湿器を強にする、
みたいなインテリジェントな自動制御はできません。
ただ、クラウドで制御する仕組みなので機能アップデートで対応するかもしれません。
カラーバリエーションとデザインが微妙
据え置き型ならrm-mini3のような黒色が定番です。
ツートンカラーのデザインは目立ちすぎます。
壁掛けならnature remoのような白色が無難。たいていの壁紙は白なので。
白色でも赤外線信号を透過できる素材があります。
カラーIRウィンドウ / ホワイトIRウィンドウ - 製品情報 - 東海光学株式会社 光機能事業部 (光学薄膜技術情報)
アップデートの信頼性
SOCINNOというメーカーがsRemo-Rをアップデート継続していくのか、すこし不安が残ります。
旧型のsRemoは機能追加されないまま、人柱状態になっています。
まとめ
おすすめのスマートリモコンの選び方をざっくりまとめると、こんな感じです。
安さ重視ならrm-mini3
デザインや機能重視ならnature rimo
機能と価格のバランス重視ならsRemo-R
スマートリモコンの選び方はこちらの記事に詳しくまとめています。
【徹底比較】ガジェットマニアが自信を持っておすすめするスマートリモコン トップ3