おばかさんよね。

【速報】テスラ、中国の死亡事故は自動運転モードが機能していたことを認める。

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中国国営メディアCCTVのスクープです。

2月27日午後、CCTVの記者が遺族側弁護士から聞いた情報によると、
中国・河北省で発生したテスラ「モデルS」の死亡事故について、
事故発生時は自動運転システム「オートパイロット」が作動していたことをテスラが認めたという。
特斯拉自动驾驶致死案进展:公司承认在案发时处自动驾驶状态新闻央视网(cctv.com)

2016年1月20日、中国の高速道路でテスラ「モデルS」が停車していた道路清掃車に追突。
モデルSは大破し、運転手は死亡した。

ドライブレコーダーの映像

事故車両

遺族は事故原因が自動運転モードの不備によるものだとし、テスラを提訴。
2016年9月20日より審議が進められていた。

事故当初の報道:
米テスラ、中国の死亡事故を調査 自動運転中かは不明

感想

ソースが遺族側弁護士なのが少し怪しいです。テスラの公式コメントはありません。
ただCCTVの記事なのでガセネタの可能性は低そうです。

気になるのは株価への影響です。

大型トレーラーに突っ込んだ米国の死亡事故では、画像処理を担うモービルアイとテスラで責任のなすりつけ合いに発展しました。
すったもんだした挙句、テスラはモービルアイ製チップを使うHW1からNVIDIA製GPUを使うHW2に自動運転システムを刷新しました。

中国の事故車両がHW1なのか、HW2なのか、明らかにされていません。
ドライブレコーダーの映像をみるかぎり、HW1でもHW2でも、自動運転システムが動作していたなら確実に回避できる状況に見えます。

しばらくは続報に目が離せません。