押し目買いのチャンスが到来
公開日:
更新日: 2018/03/08
1月米雇用統計以降、株式市場は調整局面に入りました。
ここが押し目買いのチャンスだと思います。
市況見通しの仮説
シンプルに、イールドスプレットの力学が支配していると考えてみる。
起きたこと
FRB利上げ予想から米国債が売られた。
すると米国債と株のイールドスプレットが拡大するので、株も売られた。
特に売られたのがバブル気味のハイテク銘柄。
典型例がnvidia。
これからの予想
世界経済はインフレ基調、リスク選好が高まると予想。
企業業績は総じて好調で、株価は上昇基調だと見る向きが主流だ。
米中間選挙がある11月までには1月末と同等以上の株価水準に上昇すると予想する。
トランプ政権は大幅減税など景気刺激策を積極的に繰り出している。
米国債は過剰供給となっている。
FRB利上げ後も米長期金利は高止まりしやすい。
アメリカが「大きな政府」路線に転換して国債増発したことで供給増加。
一方、ドルヘッジコスト(短期金利差)の増加で米国債の需要減少。
どこに投資すべき?
金
長期的なリスク選好、FRB利上げ、ビットコインの普及から、積極的な投資先としての魅力は低い。
JREIT、太陽光インフラファンド
株価調整が終わり、リスク選好が強まったときが買い時。
8月〜11月ごろか。
米国ハイイールド債
ハイイールド債は株式と似た性格を持つ投資商品。
長期的には景気拡大局面、一時的な株価調整という期待から、米国ハイイールド債は有望。
株
有望テーマの銘柄の押し目買いを積極的に狙いたい。
ウォッチしている主な銘柄は以下。
・ポストNVIDIAのAMBA
・音声認識のNUAN、iFlytek(科大訊飛)
・中国のEVブームを狙うコバルト投機のChina Molybdenum