DJIがハッセルブラッド買収。そこに愛はあるか？

DJIがハッセルブラッドを買収したとの噂が報道された。

迷走するハッセルブラッド

ハッセルブラッド（Hasselblad）はスウェーデンの老舗カメラメーカー。NASAの月面着陸で使われたカメラとしても有名。

しかしデジカメ時代になると苦戦。パナソニックがライカにOEM供給しているように、ハッセルブラッドはソニーや富士フイルムのOEMモデルをバカ高いで値段で発売する。

香港や中華圏にはラグジュアリーなカメラ機器を購入する富裕層が分厚いという。

親会社である投資ファンド Ventizzは複数の会社に売却を打診しているとの噂があった。

DJI参加での成長戦略

DJIの資金力とハッセルブラッドのブランド力を武器に、ふたたび高級デジカメで成長する可能性もゼロではない。

ドローンでトップシェアのDJIにとっても新たな成長領域の発掘が最優先課題。

しかし今さらデジカメは難しいようにも思う。キャノン、ニコン、ソニーとの技術力をどうやって穴埋めするのか。

DJIの姿勢制御技術を活かして、セグウェイのようなパーソナルモビリティのほうが素直に思える。

いち消費者として、ハッセルブラッドの名前ついたドローンには興味がないので、画期的なデジタルガジェットが出て来ることに期待したい。

ソース

Hassleblad will no longer produce rebadged Sony cameras | Photo Rumors
ハッセルブラッド「もうソニーとコラボはしない」
Hasselblad Acquired By DJI - Luminous Landscape
噂の発信源。確かな情報筋と自信ある様子。
DJIがスェーデンの名門カメラ・メーカー、ハッセルブラッドを買収 | TechCrunch Japan
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