”在庫を持たない”販売店『ボルボスタジオ青山』が10月にオープン予定
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更新日: 2017/10/08
2017年10月、ボルボの新コンセプトの販売店『ボルボスタジオ青山』が青山通り沿いにオープン予定。
9月現在、オープン予定地のルネ青山ビル 1階にはティザー広告が打ち出されている。
カフェを併設
バイト求人サイトの情報によると『ボルボスタジオ青山』はカフェ・シャンパンバーも併設。
ボルボの本社があるスウェーデンのハイソなカフェ文化が体験できるお洒落スポットとして仕掛けるそうだ。
座席は20席程度。
ボルボの新しいコンセプト
ボルボ日本法人社長のインタビュー記事によると、新しい販売戦略のコンセプトはこんな感じ。
ボルボ、東京に「クルマなし販売店」 - 日経トレンディネット
日本のボルボは受注生産
ボルボは日本での在庫販売をやめ、受注生産に切り替える検討をしている。
高級セダン「S90」はネット専売
高級セダン「S90」はオンラインのみで予約を受け付ける。
オプション装備やカラーリングを選べる。
日本向けはスウェーデン工場で生産する500台の限定販売。
その後、中国工場の生産に切り替える予定。
デジタルと複合した小型店舗
東京やマンハッタンなど世界4箇所に「デジタルと複合した小型店舗」を展開する計画。
『ボルボスタジオ青山』はその嚆矢となる。
感想 流行の後追い感が否めない
プレス段階の情報だと『ボルボスタジオ青山』のコンセプトには既視感がある。
「受注生産に切り替えます(キリッ!」
・・・ああ、テスラと同じね。
「ショールームはカフェも併設。ブランド体験を優先します(キリッ!」
・・・ああ、メルセデス・ベンツと同じね。
流行に乗ることは手堅い。
それで高級車ブランドを維持できるのかが問題。
中国 吉利汽車(ジーリー、Geely)に買収されたのも、個人的にはマイナスイメージ。
ボルボは自動運転やEVに積極的なメーカー。
青山の新しいショールームが「未来の自動車」を身近に体験できるスポットになると嬉しいな。