Macbookの精密ネジがなめてしまった場合の対処法
公開日:
更新日: 2018/04/10
MacやiPhoneで使われている星形の特殊ネジの溝が潰れてしまったことはありませんか?
わたしはあります。
輪ゴムを駆使しましたが、どうしても回らないネジが数本残り、電動リューターで溝を削り直しました。
精密ネジが舐めて外せなくなってしまった場合のアルティメットな対処法を紹介します。
ネジがなめかかっている場合
まずはすべり止め液や輪ゴムを使い、ドライバーのグリップ力を増強する方法を試してください。
ちょっとナメているくらいのネジなら、この方法で回せます。
ネジすべり止め液
輪ゴム
輪ゴムをドライバーで挟み込むようにネジに押し当てます。
原始的ですが、位置がぴったり合えば非常に効果的です。
ネジが完全につぶれてしまった場合
それでも駄目なら、ネジを潰す前提で電動リューターで新しく一文字の溝を掘り、マイナスドライバーを回してしまいます。
歯科技工用ドリルが最強ですが、安いリューターでも大丈夫です。
まず金属を削るのでモーターのパワーが必要です。
AC電源で駆動するタイプを選びます。
安いリューターは回転軸がブレるので精密な溝が掘りづらいです。
予算が許す限り、高いリューターを買ったほうが無難です。
それと、ネジが扱いづらい場所にあるときはフレキシブルシャフトが便利です。
私はケチってTacklifeのキットを選びましたが、こいつも良い仕事してくれました。
そして肝心なのが切削ビットです。
キットに付属しているビットでは全然削れません。
テーパード型のダイヤモンドビットが必須です。
ダイヤモンド粉も剥がれていくので複数本、必要です。
ビット1本でMacbookのネジ1〜2本を削れました。