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デジカメにジオタグ埋め込むならiPhoneがGPSロガーとして最強だった

2016/09/22

デジカメで撮った写真にGPSのデータを埋め込んで遊ぶと楽しい。旅行でどんなルートで移動したか、そこで何をしたか、記憶のフックがずらーと連なる感覚が超新鮮なのだ。

GPSロガーを使う目的

スマートフォンで写真を取ると自動的にジオタグが埋め込まれるけど、高画質なデジカメでも同じことをしようとすると一気にハードルが高くなる。GPS機能がついたデジカメもあるけど、貴重なカメラのバッテリーを消耗するし、ジオタグを取得するのが遅い。そこでGPSロガーという位置情報だけをずーと記録するガジェットが登場する。

GPSロガーの定番 HOLUX M-241

GPSロガーの定番がHOLUX M-241

位置精度もよいし、単3乾電池一本で動くコンパクト設計で重宝していたのだけど、こいつの欠点が3つ。
ひとつは電池容量の不足。ざっくり6時間くらい動くが、外出中に電池を入れ替える作業はけっこう面倒くさい。しかもログを記録中に電池が切れると最初から記録がなくなるという鬼仕様。旅先で路地をぐるぐる探検していたのに電池切れでログが飛んでしまった、というケースが何度も発生した。
2つめはメモリ不足。130,000ポイントしか記録できない。よって写真を取らないときや移動しないときはこまめに一時停止しないとすぐにメモリ不足になる。しかも一度電源を落としてからジオタグ取得するコールドスタートは15分ほど必要になる。だから記録していないときもスリープには入れず、常にGPS受信しつづける運用になるのでバッテリーも消費してしまう。
3つめはログのエクスポートが面倒なこと。記録されているログはOS標準のエクスプローラやファインダーでは読み出せない。WindowsかMacで専用ソフトが必要。しかも端子は扱いづらいminiUSB。Bluetoothもあるが、USBケーブルよりかえって接続するのに時間がかかる。Bluetooth機能はipod touchのようにGPSがない端末との接続用途だと割りきったほうがいい。
予備の電池を持ち歩かないといけない、メモリが少ない、ログの書き出しにPCが必須・・・と使いづらさが地味に響き、よほど気合を入れて撮影するときでないと面倒くさくなって使わなくなってくる。とくに連泊の旅行だと使いづらい。

2016年版 GPSロガーの新定番

HOLUXの欠点を修正した後継を探していたが、2016年になっても中々良いのが見つからなかった。

まず検討したのはGPSレシーバーの老舗GarminのGPSロガー。

Garminの最大のネックは価格が高いこと。機能も盛り沢山で写真にジオタグを埋め込むだけなら大げさすぎる。
スマートウォッチなら値段がちょっとこなれているが、GPSをONにするとバッテリーはせいぜい10時間。まる1日を記録するにはちょっと足りない。

つぎの候補はGNS 2000。

準天頂衛星みちびきに対応しているので、めちゃくちゃ精度が良いのが魅力。HOLUXでも道1本分はズレてしまうことがあるので。購入寸前までいったが、こいつもログの読み出しにPC必須だったのがひっかかった。そもそもGNS2000はGPSロガーというよりBluetoothでスマホ連携する使い方がメインのようだ。

iPhoneが最強のGPSロガーだった

最後にたどり着いた答えがiPhone。
SIMロックされて使わなくなったiPhoneをGPSロガーとして使ってみたら、かなり使い勝手がよかった。パワフルなバッテリー、GPSログなら無尽蔵にため込めるメモリ、そしてなによりGoogleマップで移動履歴をその場で確認でき、ファイルへのエクスポートもワンタッチ。これや!わいが求めてたのはこれなんや!

Androidでも同じことができるが、GPS受信精度や消費電力は機種に依存するので、どれが最適なのか探すのは大変。iPhoneは独自のA-GPSサーバあり、CPUの省エネ性能もGood、バッググラウンドでのアプリ動作も安定とGPSロガーにうってつけ。
そしてもうひとつ。iPhoneならバッテリー内蔵ケースが使えること。GPSを高頻度で動かしているとスマホ本体のバッテリーが持つのはおよそ8時間くらい。GPSロガーはカバンに入れっぱなしなので、モバイルバッテリーとつなぎっぱなしにするのは断線が心配だし、取り回しもスマートじゃない。バッテリーケースで強化すれば、GPSを記録しっぱなしでも余裕で丸一日持ちます。

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