おばかさんよね。

GoPro HERO6とHERO5の違いを比較…これは良いものだ。

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2017/10/08

蜜月関係にあったAmbarellaと決別し、GoProがソシオネクスと共同開発した「GP1」を搭載したHERO6がついに発売されました。

GoPro HERO6 Black CHDHX-601-FW

HERO6とHERO5は外見はまったく同じですが、SoCが一新され、中身は大きく進化しました。
その違いを比較してみました。

HERO6の特徴

HERO6がHERO5から大きく進化したのは次の3点です。

  1. 手ぶれ補正効果がすごくなった
  2. ともかく画質が良くなった
  3. さらに使いやすくなった

HERO5も完成度の高いアクションカメラでしたが、ソニーと比較すると手ぶれ補正や画質が弱点でした。
その弱点を克服したHERO6は2017年下期で最強のアクションカメラであります!

手ぶれ補正と画質

論より証拠、まずはこちらのHERO6とHERO5の比較動画をご覧ください。

まるでジンバルを使っているようにぬるぬると滑らかな映像
空の青さだけでなく全体的な鮮やかさが向上しているのが一目瞭然ですね。

撮ったあとに楽しめる工夫

まるで写真と同じように、さくさくと動画をSNSでシェアできたら面白いと思いませんか?
GoPro HERO6なら、できます。

QuickStoriesアプリなら、適当に録画しているだけで、ハイライトシーンだけを編集して、インスタ映えするショートムービーが自動的に完成します。
HERO5でもQuickStories機能が使えますが、HERO6は顔認識機能を搭載しているため、ハイライトシーンの検出精度がぐんと高まりました。

機能の違い

それではHERO6の特徴的な機能について詳しくみてみましょう。

手ぶれ補正機能が格段に進化

HERO6もHERO5と同じ電子式手ぶれ補正(EIS)ですが、HERO6はその効果が格段に進化しました。

HERO6の手ぶれ補正アルゴリズムはFotonationの提供するIP「デジタルジンバル(Digital Gimbal)」だと思われます。
GP1チップを設計したソシオネクストがFotonationと協業しているためです。
FotoNation とソシオネクスト、ドローンやアクションカメラに
向けた電子的ブレ補正技術で協業

Fotonationのデジタルジンバル技術はジャイロセンサーの信号からブレ方向を推測し、画像をアクティブに補正するのが特徴です。
Digital Gimbalの説明スライド

ダイナミックレンジが最大2stop拡大

GTM(グローバルトーンマッピング)機能により、動画のダイナミックレンジが最大2stop拡大しました。
ダイナミックレンジが広がったことに加えて、より鮮やかな色調に調整されるようになりました。

高感度性能が向上

低照度撮影時のノイズ除去アルゴリズムが進化し、暗いシーンの撮影に強くなりました。
自動でシャッタースピードを調整するナイトフォトモードでは、最長10秒の長時間露光が可能になりました。
HERO5では最長2秒まででした。

参考:
https://gopro.com/help/articles/block/hero6-black-and-hero5-black-differences

ハードウェアの違い

HERO6ではアクションカメラの心臓部であるSoCが刷新されています。
HERO5までAmbarellaのSoCを採用していましたが、
HERO6はGoProとソシオネクストが共同開発したSoC「GP1」を採用しています。
https://gopro.com/help/articles/block/hero6-black-processor-questions

GoProが長年採用してきたAmbarellaからソシオネクストに乗り換えた背景は別記事でじっくり考察したいと思います。

仕様比較

HERO6 HERO5
最大フレームレート(手ブレ補正なし)
4k 60fps 30fps
2.7k 120fps 60fps
1080p 240fps 120fps
最大フレームレート(手ブレ補正あり)
4k 30fps 非対応
2.7k 60fps 60fps
1080p 120fps 60fps
主要機能
手ぶれ補正 強い 弱い
動画の画質 ・DRが拡大
・より高感度に
・AE/AWBが高速化
そこそこ
写真の画質 HDR対応 HDR非対応
タッチパネル ・タッチ感度向上
・タッチズームが可能に
もたつく
その他 ・顔認識機能でQuickStoriesの精度向上
・H.265/HEVC対応
非対応
実売価格 約6万円 約5万円

アクションカメラとしてはかなり高額ですが、HERO5から機能もかなり進化していますし、高級コンパクトデジカメとして考えたらむしろお値打ちです。
それでも予算が厳しいという人には中華アクションカメラがオススメです。

SJCAM SJ7 Star
Gearbestならさらにお手頃

参考:
激安中華アクションカメラはSoCで選ぶ - おばかさんよね。

ソニーとの比較

ソニーのFDR-X3000/HDR-AS300は、超強力な空間光学式手ぶれ補正とソニーらしい色鮮やかな画質がGoPro HERO5と比較した特徴です。
わたしもHERO5と散々迷った挙句、HDR-AS300を選びました。
画質には満足していますが、大型の出目金レンズが傷つきやすいのが不満点です。
レンズカバーがついているGoProなら、もっとアクティブに持ち歩けたのにと後悔することも。

どのアクションカメラがベストなのかは、あなたの用途次第ですが、
手ぶれ補正も画質も最高レベルのGoPro HERO6はオールマイティにオススメできる鉄板モデルです。

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